出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
神の国 月は母体 参照文献検索
キーワード: その他
備考: 玉鏡 八幡-P.62 天声-P.163 昭06-06
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
 
本文    文字数=1473

 今の学者達は何も知つて居ないが、其中でも天文学者が一番物を知らぬ。あの月の面に見ゆる凹凸面について、学者は噴火口の跡だなどと種々の説を主張して居るが何も分つて居ない。あの黒く見えて居るのは星を生み出した穴の跡である。星も人間と同じく生れた時は小さくつても、だんだんと成長するのである。月より大きな星があつても何も不思議は無い。親よりも大きな子が幾何でもあるぢやないか、それと同じ道理である。
 星のうちではオリオンの三つ星が一番に生れたので、これは月の総領である。星の母が月であつて、父が太陽である。水火を合せて、つぎつぎに星を生んでいつたので、それで星即ち火水と呼ばるるのである。
 太陽系に属する星は皆月から生れたのである。故にお月様を母神と云ひ、又ミロク様とも云ふのである。
 月は西から出て東に廻り、右から左へと廻る。太陽は左より右に廻るのである。廻ると云うても、太陽と地球は傾斜運動をするだけで、お月様だけが運行して居るのである。月のみに軌道がある訳である。月は三十日で地球を一周し、太陽は一日で一周する。一周と雖も、傾斜運動の程度によつて一周する如く見ゆるのである。