出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 絵と独創 | | 参照文献検索 |
キーワード: 絵画 |
詳細情報: 絵でも歌でも独創的なものでなくてはいけない。 絵の中では裸体画ほど難しいものはない。 |
備考: 玉鏡 八幡-P.289 天声-P.269 昭06-05 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=879
絵でも歌でも独創的のものでなくてはならぬ。帝展などで実に立派な作であつて入選しないものがあるのは、それが独創的でなく模倣の跡があるからである。絵が上手に描けても独創を独創をと行かなければならないから、画家の苦心がそこにある。生やさしいものではない。帝展などで出品を墨でぬられるやうな例もあるが、それは模倣を独創の如く装ふからであつて、芸術道徳から憤慨しての出来事であるから、さうせられても仕方が無いのだ。総てのものが行き詰つて新機軸を出すに骨が折れる事であらう。絵の中では裸体画位むつかしいものは無い、力がぬけて絵にならぬ。先日王仁は相撲を見にいつた。実物を見ねば本当の絵は描けない。