出口王仁三郎 文献検索
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作者
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神の国
火渡りの道
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その他
備考:
玉鏡 八幡-P.355 天声-P.82 昭06-03
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
本文
文字数=585
火がドンドン燃えてゐる中を、平気で渡つて行くのは随分熱いやうに思はれるけれど、それは歩きやうによるのである。松、杉を燃やして炭火となつた所に、清めるといつて塩を撒いた跡を歩いてもさう熱くない。ただ火の中に入る時と出る時は、空気との接触が多いから熱いので早く歩かねばならぬ。手に苦塩を充分つけて、焼けた火箸をしごいても大した火傷はしない。然しその火箸は鉄に限るのであつて、真鍮ではいけない。