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原著名出版年月表題作者その他
神の国 日本は世界の胞胎 参照文献検索
キーワード: その他
備考: 月鏡 八幡-P.404 天声-P.138 昭05-06
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
 
本文    文字数=2366

日本は世界の胞胎

 日本は世界の胞胎にあたつてをつて、世界の地形は日本のそれと相似形をしてゐると云ふ事は、たびたび話した事である。即ち日本は五大島からなり、世界は五大洲からなつてをり、その地形もそつくりそのままである。九州は阿弗利加に、四国は濠洲に、北海道は北米に、台湾は南米に、本州は欧亜の大陸にそれぞれ相当してゐる。紀伊の国はアラビヤに、琵琶湖は裏海に、大阪湾は黒海に、伊勢の海はアラビヤ海に、駿河湾はベンガル湾に、津軽海峡はベーリング海峡に、土佐湾はオーストラリア大湾に、能登半島はスカンヂナビヤの半島に、瀬戸内海は地中海に、関門海峡はヂブラルタルの海峡に相当する。これらはほんの一部分を示したに過ぎないが、地名を言霊学で調べてみると、小さな町や村に至るまでみな同じである。日本国内では鹿児島県の大島がまた日本の縮図であつて、総てが相似形をしてゐる。またそれらの土地に起こる種々の出来事も、相応の形をとつて起こるのである。単に土地のみではない、人の体もまた相応してゐるので、五臓六腑は五大洲に同じやうな形をしてゐるのである。
 あのネーブルと云ふ果物がある。エボの所に大きな臍があつて、むいてみると同じやうな形をしてゐる。あたかも小日本が大日本(世界全体)と相似形をしてゐるのと同様である。不思議な事には、このネーブルは、日本に移植されるといつのまにか臍がなくなつてしまふ。心なきネーブルさへも、日本が世界の親国であると云ふ事を知つてゐて、日本へ帰ると日本、外国の区別は要らぬとばかりに、臍をなくして世界統一の形を示す。神紋はネーブルを横に切つた切り口の形だと、私は神様から聞いてゐる。日本と云ふ国は不思議な尊い国である。
 前述、相似の形に於ける世界と日本は、いま少し詳しく示されてをりますが、段々と詳細に示して頂ける事と存じますから、後日再び記させて頂きます。