出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
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キーワード: その他
備考: 月鏡 八幡-P.324 天声-P.125 昭05-04
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
 
本文    文字数=1296

 私の仕事は段々殖えて来る一方で、一々分所支部巡視などにかかつて居られないのである。今後はさういふ場合可成一所に集まつて居つて貰つて欲しい。私が是非共行かねばならぬ処といふのは、彼の十和田湖の男装坊の如く、数千年来私の来るのを待つて、自分の願ひを聞いて貰はうと思つて居る霊が諸所方々にあるから、そこだけには是非行つて聞いてやらねばならぬ。外の人では幾何霊覚があつても、霊の方で本当の事を言はぬから困る。霊媒を通じて彼是れ言ふのは皆よい加減の事で、かう言つたら私が出て来て呉れやせんかと思つて、【お坐なり】を並べて居るのである。私にでなければ本音を吐かぬのである。また解脱もようせぬのである。どんな辺鄙の支部へでも行つて上げたいのは私の心であるけれども、かう言ふ霊界に関する神業が忙しいのであるから、其辺をよく理解して「あの支部へ来て自分の支部に来て呉れぬ」などとあまり無理を言はないやうにして欲しいものである。霊的因縁の深い地とさうで無い所とあるのだからなあ──。