出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 皇道と公道 | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 玉鏡 八幡-P.- 天声-P.- - |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=1544
王仁は『皇道大意』の中で「皇道大本は皇祖皇宗の御遺訓を皇国固有の言霊学の上より、将又大本開祖二十七年間の神諭の御精神より真解を施し、我国民をして皇道の大本を知悉せしめむとする惟神の霊府にして、直ちに皇道実現実行の首府と謂はむは非なり。如何とならば、皇道の御実現御実行なる神業は、畏くも一天万乗の至尊の御天職に坐しますが故なり」と書いておいたが、皇道大本は皇道を真解して国民に知らしめる教庭なのである。
そして、皇道は公道に通じ、天が下を安らけく知ろしめす天皇の御道を始め、宗教、倫理、科学、実業等一切の根本原理を説く教である。教育勅語に示されてあるやうに「古今ニ通シテ謬ラス、之ヲ中外ニ施シテ悖ラ」ざる道が皇道である。
それで、皇道大本は天津日嗣天皇の御稜威を発揚し宣布し、且つ日本精神を実践躬行するところである。
政治は天津日嗣天皇の御天職に坐しまし、司は天皇の委任をうけて政治をとつてゐるのであつて、上と下との中を執りもつてゐるのが中執臣であるが、そのヤリ方が下手なのである。祝詞の中に「大御前の事白さしめ給ひ」とあるが、大御前のこととは政治のことである。
footnote
(-)天三版、天五版、愛世版、八幡版では全文削除。