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原著名出版年月表題作者その他
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キーワード: その他
備考: 月鏡 八幡-P.422 天声-P.201 昭04-09
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
 
本文    文字数=1104

 桜は切ると木が痛む、だから手折るのである。梅は切るとよくなる。俚諺に桜切る阿呆、梅切らん阿呆と言ふ言葉がある。檜は幹の皮をむいてやると成長する、木肌が赤いから火の木と云ふのである。又此木は摩擦によつて火を発するから【ひの木】とも云ふのであるが、あまり茂ると火事の起る憂がある。上の荒皮を剥いでおくと、赤い木肌が現はれて、青葉に照り映え、中々美観を添へるものであるし、又非常に成長を助けるものである。荒皮を剥がずに放つて置くと蟻が巣を作る恐れがある。そしてだんだん木が弱つて来る。過つて白肌迄剥いだ様な場合にはお土を塗りつけて置かねばならぬ。檜は陽木、杉は水を好く陰木である。月宮殿の周囲に檜を植ゑたのは、月日を揃へると云ふ意味である。又山桜などでも、上皮を剥ぎ、青皮だけにしておくとどんどん太る。空気と太陽とを直接にうけるからである。