出口王仁三郎 文献検索
リンク用URL
http://uro.sblog.jp/kensaku/genshow.php?CD=10763&T1=&T2=&T3=&T4=&T5=&T6=&T7=&T8=
原著名
出版年月
表題
作者
その他
神の国
夏
参照文献検索
キーワード:
その他
備考:
月鏡 八幡-P.184 天声-P.80 昭04-05
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
本文
文字数=501
見る間に梅桃桜の花は、跡もなく散り失せて、春の女神は牡丹畑へ移つて行く。白紅紫の固い蕾が笑ひ初めて、蝶の翅に香ひを送る。葉桜になつた嫩い若葉の繁みから、思ひ出した如うに遅咲きの、お多福桜や天狗桜が散る。そして天国の移写たる夏が見舞ふ。夏は活動の時期であり、万物蘇生のシーズンである。夏の苦しい人間は、天国を知らない地獄的人間である。