出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
神の国 海岸線と山岳 参照文献検索
キーワード: 自然
備考: 月鏡 八幡-P.403 天声-P.31 昭04-01
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
 
本文    文字数=982

 国が広いと云うて富んだ国とは云へない。海岸線の長い国、即ち海岸に凹凸の多い国は漁業などが多いから、大に富を得られる、日本の国は狭いけれど、海岸線が非常に延長して居るから領海が多く大層広い国となる。又富と海岸線の延長とは、常に正比例するものであるから日本は又富める国である。山岳の多い国も亦広い国富める国であつて、山岳を平面積に直すと非常なる広袤を有する事になり、産出物も亦多大の価格に値することになるから、富と山岳との関係も、海岸線のそれの如く正比例して増進するものである。海を領し山を領する事の極めて多い日本国は、小さい国であつても其実は極めて広い国、富める国である。(1){実に一千二十億円の財産国である。}
footnote

(1)天三版、天五版、八幡版では削除。