出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 霊衣の事 | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 水鏡 八幡-P.95 天声-P.125 昭03-01 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=1068
霊衣の厚い人程、人がなつくものである。それは厚い霊衣の中へ人を包む事が出来るからである。薄い霊衣の人は、身体と身体とが接触せねば、お互が霊衣の中に入る事が出来ないから、かかる人の相互の関係は極めて冷やかなもので、離合集散常なきものである。有徳の人になると、如何に悲惨なる境遇におちて居ても、徳を慕ふて、世の攻撃などをものともせず、どこ迄もと従つて来る者も些くないものであるが、薄徳の人になると、かかる場合、どこ迄も終始するものは其妻位なものである。夫婦の情愛が格別なのは、どんな薄い霊衣の人と雖も、お互に霊衣に触れて居るからである。普通の人の霊衣の厚さは、五分位なものであるが、宣伝使のよい人になると、三尺位に拡がつて居る。又宣伝に行けとの命令を受けると、霊衣を拡げて貰ふのである。それで御神徳を頂くのである。