出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 泥は薬 | | 参照文献検索 |
キーワード: 健康法 |
備考: 水鏡 八幡-P.446 天声-P.271 昭03-01 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=861
天恩郷洗心亭の湯が時々泥湯になることがあるが、それは甚だ結構な事である。抑々人間はお土からむしわかされたものであるから、土は人間に取つて甚だ結構なものである。さういふお湯に入るのは温泉に入るやうなもので大層薬になるものである。お土はそれ自体が薬になるから、病気の時にはお土を解〔溶〕かして飲むとよく利く、又お腹の空いた時には土を食べてもよろしい、私は嘗て伏見から綾部迄二十五里の道を、何も食べる事が出来ないで帰つた事があるが、其時赤土を取つて水に溶かして飲んで食物の代用とした、そして無事綾部に帰りついた。土と云ふても大本のお土さんのやうに粘り気のある土でなくてはいけぬ。