出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 柿は毒消し | | 参照文献検索 |
キーワード: 正しい食事 |
備考: 水鏡 八幡-P.444 天声-P.268 昭02-11 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=981
私は柿が大層好きである。果物の中では柿が一番美味しい、柿は又毒消しの働きをするものであつて、夏の暑い時から、秋にかけていろんな悪い食物を食べてた毒が秋になつて出て来るのを、柿によつて消して仕舞ふやうに出来て居るのだ。単に柿のみならず、神様は季節季節に人体に必要なるものを出して下さる。春は人間の体が柔かになつて来るから、筍のやうな石灰分に富んだものを食べさすやうに【ちやん】と用意してあるのだ。故に人は其季節相応のものを食べて居れば健康を保つ事が出来るやうになつて居るものである。今のやうに夏出る西瓜を春頃食べて見たり、春出るべき筍を冬食べて珍味だと喜んで居るのは間違つて居る。それだから人間がだんだん弱くなつて来るのである。総てが間違ひだらけである。