出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 寝る時の形 | | 参照文献検索 |
キーワード: 健康法 |
備考: 水鏡 八幡-P.443 天声-P.241 昭02-10 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=837
寝る時はさの字のやうな形がよい。仰向に寝ると鼠に呼吸を合せられた時に耐へ切れなくて、病人などになると死ぬ事がある。鼠が呼吸を合せると云ふのは、俗に云ふ襲はれることであつて、人間の吐く息を天井で鼠が吸ひ、鼠が吐く息を人間が吸ふので、かかる場合寝てゐる人間は苦しくつて息がとまりさうになり、ウンウンと唸るもので、自分の唸り声で目が覚める事もある。此時仰向に寝たる弱い人だと、遂に目が覚めず、それなりになる事があるのだ。襲はれる場合には人が傍に居て起してやるとよいけれど、一人だとさう行かないから、右の脇腹を下にして、【さ】の字の形に寝てさへ居れば大丈夫である。