出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 南天と蓮 | | 参照文献検索 |
キーワード: 自然 |
備考: 水鏡 八幡-P.421 天声-P.238 昭02-08 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=966
南天と云ふ樹は、南の方へ向つて繁殖するものである。南の方角にある南天を北或は其他の方角に移植するならば、大抵の場合枯れる。これと反対に北の方から南へ移植するならば、きつとつくに定まつて居る、これ南天の名がある所以である。数百年を経た古木だと云ふと、移植はむづかしく、大概枯れて仕舞ふものである。現在の所にあれば弱つた根からも養分を吸収する事が出来て居ても、他の土地に移すとさうした力をもつて居ない、南天と云ふ木は移植した年はついて居るやうに見えて居ても、一二年経つと枯れるから、余程よく方角を考へて移植せねばならぬ。蓮は又反対に東南の隅にしたがよい、さうすると西北に向つてどんどん繁殖してゆく、西北に植ゑたら、だんだんと減つて行く一方である。