出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
神の国 御神霊を鎮める時 参照文献検索
キーワード: その他
備考: 水鏡 八幡-P.252 天声-P.236 昭02-07
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
 
本文    文字数=1179

 御神霊をお鎮めする時、今迄は燈火を消して暗くしてやつて居たが、もう岩戸が開いたから今後は燈火を消すに及ばぬ、明くしておいてやらねばならぬのである。祖霊さんも同じ事である、明くしておいてせないと、邪霊などが、暗に乗じて祖霊さんの鎮まる先に鎮まつて仕舞ふ事がある。某所で某氏が祖霊様をお鎮めすると、霊舎が動いたと云ふて大変に喜んで居たが、私がいつて調べて見たら何の、祖霊さんは鎮まらないで動物霊がすまして鎮まつて居た。私が鎮めたのは一向動かないと云ふて、大先生よりもお弟子さんの方がお鎮めなさるのはお上手である。お弟子さんが鎮められた時には、神様は喜び勇んで動き出されるけれど、大先生のは【ちつ】とも動かぬと云ふて不平を並べられた事もある。「弟子は祖霊さんを鎮めないで、狸を鎮めた」とも云へないし「私はどうも祖霊さんをお鎮めする事は仕つけないから下手である」と云ふて逃げて帰つた事がある。