出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 関の地蔵様と一休和尚 | | 参照文献検索 |
キーワード: その他 |
備考: 水鏡 八幡-P.336 天声-P.73 昭02-02 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=657
関の地蔵様にお性念を入れて呉れと一休和尚に頼んだものがあつた。さうすると一休は自分のして居た褌を外して地蔵様の首にかけた。それが後世地蔵様の涎掛けの濫觴である。褌をかけたので霊が入つたのだから、地蔵様は一休の分霊なのである。石にでも木にでも霊はあるが精霊はない、神様の神霊が宿つて、神格化したものがお性念である。三十三間堂の柳のお柳は、人々が「大きな柳だなあ、大きな柳だな」と云つては見上げるので、其精霊が篭もつて人格化したものである。