出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 風も浪も七五三 | | 参照文献検索 |
キーワード: 絵画 |
詳細情報: 風の心になり、波の心になる。 |
備考: 水鏡 八幡-P.278 天声-P.210 大15-09 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=724
風は七五三の律動で吹くものである。従つて浪も其通り七五三とうつものである。此の消息を知らないで絵をかくと、絵が死んで仕舞ふし、此原則にのつとつて描くと、松などはさながら樹が動いて居るやうな感じを起すもので、これを絵が生て居ると云ふのである。
名人の絵にも上の松ケ枝は右に動き、下に立つて居る人物の衣の袖は左に靡て居る様なのがある、これは嘘の絵だと云ふ事がすぐ分る。風の心になつて描けば風が吹いて居るやうにかけ、浪の心になつて描けば浪が打つて居るやうに見える、皆天地自然の道理だ。