出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 背に腹はかへられぬ | | 参照文献検索 |
キーワード: 自然 |
備考: 水鏡 八幡-P.419 天声-P.190 大15-05 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=1032
木と云ふものは、総て北が背であつて、南が腹に当つて居る。木を切つて其木輪を調べて見ると、北より南の方が膨れて居る。それで深山などに迷ひ込んで、方向が分らなくなつてしまつた時は、どれでもよい、一本木を切つて見れば直方向が分かるものである。(1){木輪のふ呉れた方向を取つて進めば南に行く、その反対の方向に行けば北に出るのである。}
昔から、背に腹はかへられぬと云ふ言葉があるが、樹木を植える時もこの原則に従つて、元の北を北に、元の南を南にして植えてやらねばならぬ。背と腹とをとりかへて、反対に植えるとつき悪いものである。
北はほねであるから、鉱山を掘るにしても、其鉱口が真北をさしておればきつと出るのであるから、北に北にと掘つて行くべきものである。
footnote
(1)八幡版では削除されている。