出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 包容力 | | 参照文献検索 |
キーワード: 愛について |
備考: 水鏡 八幡-P.204 天声-P.33 大15-04 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=690
今の人間には抱容力があまり無さすぎる。胸が狭いから、一寸の事があればすぐ胸一杯になつて、どうすることも出来なくなる。抱容は抱擁で抱いてやることなのだ、鶏が雛を抱いてやる様なものだ。鶏が雛を抱いて温めてやる。あれが真の抱容だ。氷のやうな冷たい心で形の上でばつかり、抱いて貰つたつて有難くない、雛はすぐ脱け出して仕舞ふ。余り固く抱くと又よくない、抱かれた雛が締めつけられて育たない、余り寛く抱くと雛につつかれる憂ひがある。抱容の仕方もなかなか六ケしいものである。