出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 樹木の心を汲め | | 参照文献検索 |
キーワード: 自然 |
備考: 水鏡 八幡-P.416 天声-P.188 大14-09 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=1005
樹木を植るのに私は木と相談してやるから、どんな炎天にどんなつき難い木を植えても枯れた事は無い、木の心に従つて、木の思ふやうにしてやるからだ。先づ普通の場合に移植せんとするには、立木の位置方向をよく覚えておいて、其通り植え替えてやればよい。総て樹木と云ふものは、根が痛んで居るだけ葉や枝を切つて仕舞へばきつとよくつくのである。これ相応の理によるもので、根だけ切つて、枝の切り方が足らぬと、根より吸収する養分の量は枝葉を養ふに足らぬので、遂に枯死するに至るのである。又大きな木になると、可成強い枝を切つて弱い枝をのこしておかねばならぬ。翌年に至りて十分ついた事が確実になつてから、だんだんと強い枝を残して弱い枝を切るやうにする。かういふやうにすれば、きつとつくものである。