出口王仁三郎 文献検索
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キーワード: 夢について 副守護神 正守護神 |
備考: 全集(5) P.558 瑞言祥語 「[問]霊界と夢の世界とは違ひますか。 |
本文 文字数=1166
夢の話
〔問〕霊界と夢の世界とは違ひますか。
〔答〕それは違ふ。副守護神は己の欲せんとする事でも覚醒時には正守護神に制せられ思ふ儘に行ふ事が出来ぬ。肉体の睡眠せる時は正守護神は肉体を副守護神に任して、肉体々、離れて他に活動するか、共に熟睡するので、此時副守護神は自分の天下が来たいふので自分の思うままに外的精神が活動するのが夢である。たとへば自分の意中の女があつても覚醒時には種々の制裁があつて思ふ様に言ひ寄る事が出来ぬ。さういふ揚合、肉体が眠りにつくと副守は何ものにも制せられないので、自分の思ふ存分に活動するのである。昔から聖人に夢なしといふ様に、本守護神、正守護神の働きは普通夢となつては現はれないものである。時に神夢とか正夢とかはあるけれども、之は滅多にあるものではない。神夢とか正夢とかになると、其儘其通りに実現するもので、制断を要する様な夢は副守護神の働きである。