出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
神の国 道の栞 参照文献検索
キーワード: 大本神観
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ダウンロード神諭
 
本文    文字数=1814

八 行為を先にし、言葉を後にせざれば、神の御心に叶はずして、遂に亡びを招く、慎むべし。
九 伺ひが能く当りたとて、直に神と信ずる勿れ、邪神も又真実を告ぐることあり。
一〇 一時病気が癒りたりとて、直に之を神と信ずる勿れ。
一一 悪魔は人の心を読みて、人を驚かせ恐れしむ事あり、世の終りは偽救世主各所に現はるべし。
一二 病気を一時救ひて、其人の心を奪い、後に悪魔の仲間へ誘はんとすることあり。
一三 悪しき霊は悪しき姿にて現はれず、必ず善の仮面を被ぶりて来り、偽りの善をなし、偽りの誠を立つるものなり。
一四 心浅く愚かなるものは、心の眼なき故に、悪魔を善神と見誤りて、神に背くことあり。
一五 二つの眼を失ひたる人は憐れむべきものなり。其人は此の世の明かりを見ること能はず。明かき世の中に住みながら、暗きに暮すものなり。我指一本さへ見る事能はざるなり。
一六 是よりも優りて憐れなる人此の世の中にあり、如何なる人ぞ。心の眼を失ひたる人即ち是れなり、心の眼を失ひたる者は、神の御光を見る事能はず。高天原の神の国を開き見る事能はずして、根の国底の国に落ち行くなり。
一七 是等の亡者を救はんが為めに、天より瑞の霊を降して、光を知らしめんとし給へるなり。
一八 人の身は唯一つなり。一つの身を以て、二つの道に仕ふる能はず。神の光を認めなば、怪しき邪神の道を捨つベし。
(「神の国」大正十二年九月二十五日号)