出口王仁三郎 文献検索

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キーワード: 和歌実作
詳細情報:
昭和青年誌巻頭和歌
備考: 集Ⅱ P.514 「山川は清くさやけし
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本文    文字数=892

山川は清くさやけし月日さすこの地の上に生ける幸思ふ
若返り若返りつゝ天地《あめつち》に幾度《いくたび》生れん神ゐます国
花に酔ふ若き春の日いつしかに青葉の峰に移る天地
寒くとも八十八夜の苗代に種蒔かざれば秋は実のらず
雪霜にたへ忍びつゝそら豆の春を待ち得て花にほふなり
相生梢のつくづく眺むれば雪の中より若芽ふき居り
夏の日に緑栄ゆる銀杏の梢も冬の寒さにたへつゝ
初春の野には雪あり霜もありされど千草は芽をふくみ居り
霜寒き夜半の嵐も降る雪もしのびて春に匂ふ白梅
若き日の手に持つ鎌に鍬の柄は造化に仕ふる神業《みわざ》なりけり
身をきたへ魂《たま》を練りつゝ世にたゝむ時にそなへよ昭和青年