出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
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キーワード: 昭和青年会 和歌実作
備考: 集Ⅱ P.502 「村肝の心にもゆる
 
本文    文字数=932

昭和青年に与ふ  出口瑞月

村肝の心にもゆる赤誠のほのほを照らす昭和青年
まちまちに人の姿は変れ共心はひとし昭和青年
ぢつとしてをれない昭和青年の心に匂ふまことの誌《ふみ》かな
大理石たたみて建てし月の宮のかたき心をもたまほしけれ
救い主今伊都能売の観音はときはの松のかげにおはせり
櫟生の林は霜にいたむとも梢にめぐむ春の色かな
山も野も青くもえたつ春の日の心をもてよ昭和青年
千秋充満寿の苑にめばえたる言葉の花ぞ永久《とこしえ》なるべし
神業にいそしみ乍らつかの間を借しみて生れし誌《ふみ》ぞこの誌
よしやよし丹波の霧は深くとも青年の意気月日とかがやふ

昭和5年11月4日、於明光殿
昭和青年昭和5年12月号