出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
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キーワード: 昭和青年会 和歌実作
詳細情報:
昭和青年誌巻頭和歌
備考: 集Ⅱ P.490 「時の駒いななき初め
 
本文    文字数=1352

昭和青年会へ 瑞月
時の駒いななき初めむ《そめむ》いざ起たん日は迫りけり言霊神軍《ことたまみいくさ》大宇宙吾胎内に動きつつめぐりにめぐる言霊軍《ことたまみいくさ》
天津金木《ああまつかなぎ》運用すべき時は来ぬ天地《あめつち》の道曇りに曇りて
外になき是れの尊き神国を乱さんとするフリーメーソン
大虚空充実したる言霊の活動知らぬ明きめくら哉《かな》
地の上の凡ての乱れ尽く《ことごとく》言霊ならで治むべきやは
時すでに迫りたれども言霊の軍の将《きみ》のなき世慨てき《うたてき》
唐国《からくに》の醜《しこ》の嵐の強けれど立つ荒波を防ぐ言霊
言霊の幸はふ国と言ひ乍ら《ながら》生言霊《いくことたま》の働き知らぬ世
成り鳴りてなりも止まざる天地の生言霊《いくことたま》の声を聞かずや
天ヶ下《あめがした》広しと雖も言霊の大活用を知る人ぞなき
言辞学と言霊学とは天地《あめつち》の相違あるなり軽るくな思ひそ
天地《あめつち》に充み足らひたる大父音は神のみ国の珍の言霊

昭和青年昭和5年8月号