出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
読売新聞 昭和10年12月15日 p7 参照文献検索
キーワード: 二次事件
 
本文    文字数=1573

大本教行動隊
不穏計画中を検挙
【浜松電話】京都府警察部塩貝警部は静岡県特高課梶警部、村田部長以下十数名と共に十四日未明来浜、浜松署と協力大本教行動前衛隊と目せられる浜松市元目町大日本武道宣揚会浜松支部長鉄工業武田仙蔵(30)方外一ケ所を襲ひ武田及び徳島県生れ霊界の大家石田覚(30)静岡県磐田郡袋井町支部長竹原弘(28)他二名を検挙したうへ家宅捜索を行ひ証拠物件多数を押収五名の身柄を一旦浜松署に留置の後同日午後四時五十八分浜松駅発列車で京都へ護送した
一方この日早朝京都川端署特高係長飯田警部補は見付署の応援を求め磐田郡中泉町石原大本教昭和青年会中泉支部元旗手及び前記袋井町竹原方を襲つたが何れも高飛した後で家宅捜索して引揚げた、大日本武道宣揚会は常に急進的な意見を持つ大本教内の行動前衛隊で昭和五年春兵庫県朝来郡竹田町愛善郷に総本部を設けて出口を総裁に、気合術大家植芝宇高を会長に推し、道場を皇武館と称して顧問に荒木大将をはじめ軍部その他名士多数を祭りあげ浜松支部は植芝会長を講師として招聘会員に護身術を教へ、一朝事あるときは暴動鎮圧の任に当ることをスローガンとしてゐたもので、今回王仁検挙に際し急進分子が不穏計画を計画中未然に検挙されたものである